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ソニー Eマウント 明るい単焦点レンズ一覧記事で
紹介したレンズの個別紹介記事です。
α6000を購入した最大の理由
→夜間のタイムラプスに使用するため
※以前までは小さなアクションカムで昼間のタイムラプスを撮影しています。過去記事参照ください。
結論:α6000(APS-Cセンサーサイズ)でも十分撮影可能。
<参考動画>
上記の動画はソニー純正レンズ10-18mm F値:4.0 ISO:800-1000 撮影間隔1秒〜2秒で撮影。
今回紹介するサムヤンの超広角単焦点レンズはF値2.0です。
つまり、上記動画のレンズ(F値4 .0)に比べて、2段階もISOを落とせます。
(上記動画ではISO:200-250まで落とせることに)
夜景撮影においてはAPS-Cセンサーサイズのα6000で十分です。
APS-Cのカメラ、星景タイムラプス用のレンズを考察
次の撮影ステップは
APS-Cセンサーサイズのカメラで星景タイムラプスは撮影できるのか?
※星景=地上と星空を同時に写すこと
いつもの様に、ネット・本で調べました。
やはり星景タイムラプスは非常に難易度が高いことがわかりました。
※以下の記述は地上の風景も同時に撮影する星景写真前提のお話です。
星景は、シャッタースピード、ISO、F値全てのバランスが重要。
昼間の撮影でも上記の3つは重要ですが、
星景にはシャッタースピードに制限がかかります。
露出時間を長くし過ぎると、星が流れて線状に撮影されてしまいます。
※星は 日周運動によって少しずつ動いているため。
専用の機材(赤道儀)を購入すれば、回避できるかと思いきや
赤道儀を導入すれば、今度は地上風景が流れてしまいます。
またAPS-Cはフルサイズに比べてISO許容感度が低い。
私の体感では、α6000ではISO:1000が常用で限界です。1600はできれば使いたくないが状況によっては可の感度になります。
星景はシャッタースピードとISO、ダブルで制限を受けてしまい、非常に難しい。
星景タイムラプス用の明るい超広角単焦点レンズ
星景タイムラプスの最適解は
できるだけ広角で、できるだけ明るいレンズを使うこと。
星を点像として許容できる露出時間を確保できる明るいF値のレンズを探したところ
以下のレンズにたどり着きました。
本日紹介するレンズは以下のレンズ
※()内は35mm換算の画角
サムヤン 12mm(18mm) F2.0
サムヤン 16mm(24mm) F2.0
共通する特徴
マニュアルフォーカス
前面フィルター装着可
マニュアルフォーカス
マニュアルフォーカスについては、普段からマニュアルフォーカスで撮影しているため
操作性に不自由は感じません。
α6000でのマニュアルフォーカスは、ピーキング設定(レベル高 赤色)で比較的簡単にピントを合わせることができます。
※ピーキング設定=ピントが合った部分が液晶ディスプレイ上、赤色で表示される機能
12mmレンズのフォーカスリングの方が、少し固いですが、固い方が動かなくて良いですね。
ただ、ピント調整時の拡大ピント機能は手動。カメラ本体からの操作になりました。ソニーの純正のレンズは、フォーカスリングを回すと自動で、ピント拡大機能が働きます。※ピント拡大機能を使う場合、ピント拡大時間を「無制限」に設定してください。「2秒」だとピント拡大機能が正常に機能しませんでした。
前面フィルター装着可
広角レンズになれば、前面のレンズが球体になって前面フィルター装着不可のレンズが登場します。
紹介した2つのレンズは、前面にフィルターを装着できます。
12mmレンズのフィルター径は 67mm
16mmレンズのフィルター径は 77mm
星撮影用のフィルターはケンコーソフトフィルターの
これ1択です。
準備は整いましたので、星撮りに行ってまいります。
後日、結果をご報告します。
<追記>
星景撮影してきました。
<関連記事>
サムヤン 16mm(24mm) F2.0